在宅福祉WELFARE
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障害者の総数は900万人を超え、人口の約7~8%ほどを占める割合です。
その人数は増加傾向にあり、在宅で過ごす障害者に目を向けても増加傾向となっているのが現状です。施設入所の方が5%程度にとどまっているということは、障害をお持ちのほとんどの方が地域で過ごしているということになります。
障害者数の推移
これだけ多くの方が地域で穏やかに暮らせているのだろうか、何かしら支援を受けながら過ごせているのか気になるところです。
次のグラフを見てみると、障害者・児が地域で安心して過ごせるために福祉サービスの利用が増えていることが
分かります。
利用者数の推移
(6ヶ月毎の利用者数推移)
(障害福祉サービスと障害児サービス)
伸び率で見てみると、
身体障害者の伸び率が1.5%、知的障害者の伸び率が3.1%なのに対し、
精神障害者の伸び率は8.8%
障害児の伸び率は11.0% と利用率が高い傾向にあります。
ただ、精神保健医療福祉に関しては、長い間入院処遇を中心に進められてきた背景があり、地域生活を支える医療・福祉等の支援体制の構築はまだまだ十分とは言えない状況です。
医療的ケア児など重い疾患や障害を抱えたお子さんの在宅生活においても同様のことが言え、医療及び障害福祉の各種サービスを利用しながら日常生活を送っているものの、支援体制は途上でありまだまだ様々な課題を抱えているのが現状です。
さらには福祉サービス自体よく知らずに生活されている方も少なくないことがアンケート調査でも浮き彫りとなっており、利用できることすら知らない方々が置き去りにならないための工夫も必要だと考えさせられます。
福祉サービス等について
「知らない」が71.3%(平成27年射水市)
「聞いたことはあるが利用したことはない、あるいは知らない」が80%前後(平成26年大阪府)
私たちは、福祉サービスを知ってもらう活動も含め、地域でお仕事をしています。
「小児」「精神疾患」という私たちの得意分野で力を注いでいきます。
必要な支援を必要な分得られているか。どのようなサービスがあるか、どのような支援の提供があるのかといった情報を持っているか。他者との交流は保てているか。うちの子の大事な成長時期に適切な支援を選べているか。自分のできることを増やすために、自立へ向けたサポートを受けられているか。家族の介護負担はどうか。
単にサービスを提供するだけでは十分ではないということです。
障害をお持ちのお子さんから大人まで幅広い支援が求められます。
地域でもっと安心して過ごせる環境作りはもちろん、自立に向けた(できることを増やす)お手伝いをしていくことが私たちの役割だと考えています。